14.Premiere Proの使い方 [ベクトルモーションを使用した位置の一括変更]

Premiere Proの使い方

前のステップ

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前回のステップではエフェクトコントロールパネルテロップ位置の修正をするという項目でした。
今回はそのエフェクトコントロールパネルの位置の数値情報を全ての字幕テロップにコピーするというレクチャーになります。言葉で説明するとむずかしいのですが、具体的にどのような工程になるのか見ていきましょう。

エフェクトコントロールの数値の属性をペーストする

では、テロップの位置の数値情報をコピーして字幕の位置を動かしていきましょう。
下の画像を参考に進めていきましょう。

まずは「ベクトルモーション」の縦位置の数値を960に設定します。
この数値を変更することで字幕やクリップの位置を変えることができます。
詳しくはこちらの記事

ここまでで1つテロップの位置を変更することができました。
テロップの位置やオブジェクト(図形・画像)などの位置は複数を一括で変更することが出来ない仕様になっています。まずはひとつだけ位置を変更していきます。

次に変更した最初の1つだけを選択して⌘+Cでコピーしていきます。

この状態ではまだ他のクリップは下の図のように変更がされていません。

では他のクリップに数値をコピーしていきます。
ひとつめに設定したクリップ以外の動かしたいクリップを全て選択します。

次に選択したクリップの上にマウスカーソルを持っていき右クリックします。
するとメニューが表示されるので「属性をペースト」をクリックします。

すると以下のようなメニューが表示されます。
このメニューが「属性をペースト」のメニュー画面になります。
属性というのは簡単にいうとエフェクトコントロールなどで設定した数値の情報です。
そのほかにもエフェクト関係の数値だけをコピーすることが出来ます。
今回は「ベクトルモーション」の数値をコピーすることで複数のクリップの位置を変更することが目的です。

ではベクトルモーションにチェックを入れてOKをクリックしましょう。

これで位置情報が変更されて複数のクリップの位置を同じ位置にすることが出来ました。

この方法は字幕などの同じ位置で表示させ続けたいものに対して有効な方法です。
活用して作業を効率化させていきましょう。

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